風磨くん!!!!TANG見た?!!!!!
ヤバくない?!!!!!!!!!
最高だったよね‼️‼️‼️
ほんっとに二宮さんがかわいくてかわいくて…終始にのみや〜〜!!!!って心の中で叫びまくってました。まじサイコー。感動した🥺
というわけで、夏期講習お疲れパーティーと称して思い付きで弾丸念願TANGをキメてきたオタクが僭越ながら感想をしたためようかと。
↓以下、TANGのネタバレ含みます。一応最初のうちはやわやわ書いてるつもりですが、もしTANGを見たいって気持ちが少しでもある人は、私がここで内容は保証するので今すぐUターンして見に行く準備を整えてください。最初は何にも情報なしで行った方が絶対楽しめるよ!!!でも総評だけでも見てほしいかも?!
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〜TANG最高ポイント〜
①TANGがかわいくて母性がくすぐられる
言わずもがな!!!!!TANGがかわいい!!!!!
TANGが!!かわい!!!い!💖💖
首がクルクルするのがかわいい。非常に。(倒置法)
終始かわいかったなあ。
TANGが物語の中でどんどん成長していくじゃないですか。それがもう本当、子どもってこんな感じなんだろうな〜って思うしかわいいなぁって。
やっぱり監督さんもおっしゃってたけど、飛行機のシーンってすごい効果的だったと思う。オウム返ししかできなくて、空港でもほんとにポンコツ(ごめんね)だったTANGが、目を輝かせて画面を見ていて、そんな純真さを見ているこちらにまであのワクワクが伝わってきて。
見たもの、聞いたもの、全てがはじめてで、それを楽しんでいる。
私たちって自分の分からないこととか、初めてのことに対して楽しいと思えることもあるけど、緊張したり、不安になったり、「できなかったらどうしよう」っていう先のことを考えてしまって慎重になることってあると思うし、たくさんの物事に囲まれるとパンクしちゃって逃げ出したくなる気持ちがあるじゃないですか。
そこをTANGは、楽しんでいるし、記憶が消えてゼロになってしまった自分の心に一つずつ加えていって自分を自分らしくしてるのが、すごくいいなって思いました。
あとで、きょうもちとTANGが会ったときにきょうもちが「好奇心旺盛」って(確か)言ってて、これを好奇心って言うのかって思い起こされました。子供が持つ純粋な知的好奇心ってすごいギフトだよね。ああいう気持ちを忘れずに勉学に、、、
次!
②健が、二宮和也が、かわいい
二宮さんってまじでいつでも本当かわいくてかっこよくてあまりにも私の好きを刺激してきてすごいっていつも思ってる。
予告見て「家を追い出されたダメ男」って認識だったんだけど、普通に優男じゃね?!!ってびっくりした。
映画始まって、最初に出てきた人が二宮さんで、お!って思ってたらめっちゃかわいくゲームするじゃないっすか……無邪気すぎてかぁいいねえ…ってなるじゃない。あんな子供心を持ってる大人に悪い人はいないんで。これ覚えといて?
でさ、絵美と喋ってるシーン。絵美の側に立てばほんとまじこんな男駄目だよとか、こういう夫最低だよね、とか共感もたくさんあったけど、でも、言わせて、
にのみや全部笑ってごまかして罪な男だな!好きだぞ!!!
なんかもうごめんなさい。健のことずっと二宮って呼んでたからこれからもにのみやって呼ばせてくださいなんですけれどもね?
いやほんと二宮さんの演じる役が大好きなんだよ、、、、、だから一生ついてくもん、、、、私はにのみやの歌と演技とダンスと顔と声と表情と仕草と体格とオーラと口調が大好きなんだよ!!!!!(※ここまで言ってるなら多分この女二宮のほぼ全部好きです)(嫌いなとこ思いつかないし)
笑ってなかったことにする二宮さん(健)見てたら思ったよね。ああ、全部許せるわって。多分こんな健に引っ掛かった絵美は私と同じ匂いを感じた笑。
私はあんな風に完璧に笑って幸せをくれるなら、たとえそれがその場限りで心なんてなかったとしても、その刹那の愛で満足しようとしてしまいます。
聞いてないよ。
③近未来的世界観
めっちゃよかった!!何年先の想定なのか存じ上げないのだけれど、無機質になりすぎてなくて、ロボットと人間が共存できてる前提なのがすごい平和で理想的でよかった。
ああいう未来を作れるかどうかはマジで私たち世代次第なので自らの老後のために頑張りたいし政治にきちんと向き合っていk...
あとあめりかのおうちみたいでかわいい。
けんのいえだけいんてりあがれとろでかわいい。
④健が医者
聞いてない!!!健が医者なんて聞いてないもん!!!!!
「研修医」ってワード出てきておったまげた。
二宮さんの演じた役と言えば渡海先生!な私にとってはやっぱりねえ~。
渡海先生と一緒で、大事な人のオペで自分の無力さを感じてるところが心に来ました。
そうやって自分の力不足に気付ける謙虚で心優しい医者はほんとに良い医者になれるからね、、、、、普通の医者が一番患者にとって良い医者だからね、、、
というかまずあれよ。
ポンコツなんて医者になれないどころか医学部なんて受からねえんだわ。医学部受かって、大学は言っても必死に勉強して単位とって試験と実習を乗り越えて医師免許取ってる時点で健がガチの努力家だということが一瞬にして判明して笑ってしまう。
ずるいよそんなの。
頭良くて顔が良くて人たらしだぞ!!!!
なんかあんまり本編に触れてるのか触れてないのかわからなくてこんなんでいいのかという気持ち。
⑤健とTANGの関係性
コーヒーのシーンを特別映像で事前に見ていったので、あんなに序盤に来ると思ってなかった!動画で見たときは健がもうTANGにでれでれだったのでてっきりもう絆深まった中盤以降の場面だと思ってたので、あんなにTANGに怒ってばっかの時に来るとは、、、そんなターニングポイントだと思ってなかったよお。
そしてそして、一人二役二宮さん。
声が二宮さんなのは存じていったのだけれど、モーションキャプチャーも二宮さん?!
しかも、色々な俳優さんの動きを監督さんが試しているけれどしっくり来ていなかった段階での自らの提案とかやばすぎ、、、天才たるゆえんなんだよなあ。
二宮和也の天才さについて語るためには私の日本語力が全然及ばなくて歯がゆいです。
見てる間は映画に没頭してたけど、二宮さんが演じる瞬間ってホントに不思議ですよね。役を自分で用意してその中に入るっていうタイプの方もいらっしゃると思うんですけれど、二宮さんって良い意味で考えずに役と自分の世界の境界線をまたげる人だなって思ってます。そして相手との空気感でアドリブをバンバンしていく二宮さんだけれど、考えてみたらTANGがいない状態で一人で演技をして、健がいない状態で一人でTANGの演技をしてって大変すぎますよ…
また二宮さんの評価が上がったんじゃないだろうか。
健とTANGが鏡映しに成長していくって言う意図に納得です、、
⑥科学と正義の理想
私黒幕さん(一応濁す)の思惑を聞いた時、完全に何が言いたいのか理解できたわけじゃないんだけれど、特に間違ったことを言っているとは思わなかったんですよ。
まあ富が云々言ってるのはあれだけど、人類の幸せのためっていうのはわかる。
TANGをただのロボットだって言う人が劇中何人か登場したけど、それも一つの考え方だよね。もしロボット社会が今後訪れたときに、ロボットに対して今の動物愛護のような倫理観を求める必要があるかって言うと、窮屈になってしまって違うと思うんです。
だいいち、ロボットと家電との区別だって難しいでしょう?
でも、子供にとっては動物も、ロボットも、人間も違わずに見えるだろうし、ロボットにはわがままを言っていいけど知らない人にはダメ、とか言われてそれこそ線引きできるかどうか、、教育的には、、、とか考えてしまいましたね。
健がTANGに愛着を持つのは自然だし、その上での葛藤が見えて素敵でした。
TANGをロボットとしてじゃなくて、唯一無二のTANGという存在として健が認識してたんだよね。でもほんとに普通のただの研究室からTANGが逃げ出してしまって、たまたま会った健になついてしまって、研究に戻らないってなったら、正直健が邪魔者扱いされるのも致し方ないのでは?と思う。
それくらい、科学とか、科学に限らず誰かがおかしいと思うことが誰かにとってはただ一つ正しいと信じる光であることってよくあると思うので、考えさせられる映画でした。
⑦大どんでん返しとアクション
たのしい!!!!映画っぽい!!!
総評
二宮さん主演の映画「TANG」は毎日過ごすにも困難が多いこの世界で、あまりにもあたたかいものをくれる素敵な作品でした。健はポンコツじゃなくてダメ男で、ダメ男だけどポンコツじゃなかったです。
事前情報をあまり入れずに行ったけど本当に正解でした。1年以上前に公開が決まったときから、にのみやとロボット、という字面だけで大優勝を確信して楽しみにしていたので見に行けて本当に良かったです。TANGって名前の響きからGANTZを思い返したり、雰囲気からプラチナデータを感じたりしていたのが懐かしいです。深圳の龍は極東DANCEみたいでしたね。
TANGがTANGとして生きられるのは当たり前じゃなくて、あの純粋さは周りの愛があってこその貴重なものなのだと思います。いつかもし子供を、命を預かることがあるのなら、大切なことを見失わない大人でいたいです。
絵美は健に「いい父親になれる」と返しましたね。
TANGに対して最初は乱暴だった健だけど、優しさだけが子育てじゃないし、ずっとにこにこしてなきゃいけないわけじゃないよ。相手は人だからね。人と人とのかかわりだから。
健って名前な時点であなたがいい人なのは大確定してるので大丈夫だと思います。原作が読みたくなりました。続きのシリーズも読みたいし、いつか原語でも。
健とTANGを見ていたら、私まで元気をもらえて、穏やかな心になれて、ほんとうにありがとう。これについては言葉で言い表せないので、何度でも見たいし、見てほしいし、辛い時には思いだしたいな。
そして、二宮さんは天才です。モーションキャプチャーのメイキング映像ください。これからも菊池をどうぞよろしくお願い致します。
菊池も二宮さんの影響を受けて天才に転生したらおもしろいな。なんて。
コホン。これはたわ言。みんな体に気を付けてね。24時間は寝ながらでいいので楽しんでくださいな。またね。
おまけ 渡海先生と温人と健
やっぱマイファミリーも思いだしましたわよね!!
エンドロールがマイファミリーに似てたってのもあったけど、対照的なところもあって面白かった。
ざっくりまとめておくと
渡海先生(ブラックペアン):冷淡で悪魔的な腕の外科医。父の敵を討つため自分しか信じない。真相を知り姿を消すも、医者として誰かを救い続けている。
鳴沢温人(マイファミリー):ゲーム会社社長。家庭をないがしろにしてたら娘が誘拐されるが解決のために機転を利かせるかなりの頭脳の持ち主。解決後は家族を大切にし、妻との仲も改善。
春日井健(TANG):苦しむ父の前でうろたえるだけで何の選択もできず現実から目を背ける日々。妻に愛想をつかされるが、TANGとの冒険を通じ、またTANGを救った経験からスタート地点に立つことが出来た。妻が優しくて子供も生まれる。
父を医師として尊敬し復讐を誓う渡海⇔父の形見の時計を壊され呆気にとられる健
佐伯教授を必死に冷静に救った渡海⇔父の前で何の判断もできなかった健
(スナイプ失敗で手が震える高階)
飯沼達次を手を尽くしても直せなかった渡海⇔力不足で父に何も処置できなかった健
この一件の後、東城大を去り人知れず患者のために職務を行う渡海⇔この一件の後、前向きに勉強し直す健
未知留に愛想をつかされた温人⇔絵美に限界を感じさせてしまった健
家族のために仕事をやってるつもりだった温人⇔何もしない健
誘拐というピンチでも心を開かない未知留⇔TANGの話を聞いて健を許す絵美
未知留の妊娠からの温人の第二子⇔絵美の妊娠からの健の第一子
多分挙げればキリがないけれど、この辺りがすごい個人的に思い返されました。二宮の作品ファンにとっても大変楽しめるようになっていましたね。
考察ネタに好きに使ってください、、、!言い逃げでごめん!ワーナーの二宮神!